誰にだって秘密はある。

仲の良い無邪気なカップルにも、長年連れ添って今まさに死に瀕しようとする老夫婦たちの間にも、まちがいなく存在するだろう。

本当の親友や、たとえ最愛の恋人にだって打ち明けられない秘密を、誰しもが胸に秘めている。

かくいうあたしも、秘密を抱えている。

大切で、重要で、かけがえのない秘密を。

その中の一つを、そっと口の中で呟いてみる。



あたしは、碇シンジのことを、全然『好き』じゃない―――。



























2021年のバースディ



















「準備出来たよ」

ドアがノックされる音に、あたしは背中のファスナーを上げながら応じた。

「今いくわ」

廊下を遠ざかっていく気配を背に、姿見の鏡に向き直る。

拙いところはない。髪も完璧。昨日こっそり美容院へ行ってきた甲斐があるものだ。

あんまり直接日には当たってないから、肌の状態は悪くない。淡いピンクの口紅を引くだけでメイクアップは終わり。

あむ、と唇を噛んで鏡に顔を寄せる。

自慢するわけじゃないけれど、白い肌に蒼い瞳が鮮やかだ。

軽く前髪をくるくると指に絡めてみたりした。

今日はやや大きめの紫のワンピース。美容院帰りに買ってきたものだけど、そこそこ似合ってると思う。

ふむ。それなりに万人受けする容姿ってやつかも知れない。

顔を離し、深呼吸を一つ。浮き立つ気持ちを抑えつけるべく努力する。

無意識に視線はカレンダーを向いていた。

12月4日。

今日はあたしの誕生日。あたしの二十歳の誕生日。















あの奇妙で苛烈で二度とごめんな戦いから、早5年以上経っている。

それは同時に、あたしが日本へ来てからの年月も意味する。

色々ありすぎてつぶさに思い出すのも辛い出来事は、未だ後を引いていた。

エヴァパイロットに支給される報奨金。

そういえば聞こえはいいけれど、実体はシンジ特製のコーンポタージュ並に不透明だ。

世間的には、エヴァも使徒も何も存在しなかったことになっている。では、なかったことへ何を報いればいい? 奨励すればいい?

つまりは口止め料も上乗せされたその金額は、実はかなりのものになる。

半年前に、先に二十歳を迎えたシンジから通帳ごと見せてもらったことがあった。

あたしの予想より0が一つ多い報奨金は、贅沢させしなければ一生働かなくても食べていけるほど。

いや、もっと物価の安い外国にでもいけば、贅沢三昧をしてもお釣りがくるだろう。

通帳に記された金額に、暗に日本から出て行って欲しいというメッセージが込められているように感じたのは、果たしてあたしの気のせいだろうか。

とにかく、あたしより一足先にシンジの色々に決着がついたことは間違いない。

自由な時間と十分な資金。

あたしたちが捧げた時間と等価になるかはわからない。だけど、過ぎ去った日々を悔やんだって絶対にもどってきやしない。

ならば過去を取り戻す勢いで浪費するのも一興だろう。

あたしはそう思うんだけど、シンジの生活スタイルはまるで変化がなかった。

淡々と家事をこなし、相変わらず大学へ通う毎日。

どっかに引っ越そうとかいう話もしなければ、未だスーパーのチラシを見て特売品をチェックしたりしている。

ブランドものの服を買うわけでもないし、TVだって買い換えたりしない。

はっきりいって贅沢をしていない。

ああ、免許を取ったことと、食卓に出る料理の種類が一品増えたことが変化といえば変化といえるかも。

結局、莫大なお金を手に入れても、シンジは何も変わりはしない。

一般的には、こういう人間は二つに分類されるらしい。

お金に執着が薄いのか、それとも吝嗇家なのか。

シンジはそのどちらでもないと思う。

根拠は、先月のあたしの発言に対する反応だ。


『今年は、高級ホテルなんか予約しなくてもいいからね!?』


ハトが陽電子砲を喰らったような表情をするシンジはなかなか愉快だった。

あれは絶対に三つ星レストランとか高級スウィートをチェックしていた顔ね。

直後、見る見る顔を赤くしたのも見物だったけれど、あたしは正視できなかった。

なぜならあたしの顔も赤くなっていたと思うから。あたしたち二人して去年の出来事を思い出していたことは間違いない。


『だ、だいたいアンタの誕生日は家で済ませたでしょ? あたしだけ別枠ってのが気に入らないわ!』


自分のことを棚に上げて、結構好き勝手なことを言った。

シンジは一瞬だけ表情を曇らせたけど、すぐに笑顔を浮かべてくれる。


『…わかった。じゃあ、思い切り豪華な料理を作るよ。それくらいはいいだろ、アスカ?』
 

つまり何をいいたいかと言うと、シンジも使うべきときにはお金を使うってこと。

さすがに去年みたいにバイトなんかはしなくていいだろうけど、あたしだけ特別扱いされるようなのが気に入らないってのも本当。

だいたいサプライズは、そう何回も仕掛けられたくない。

それに、慣れ親しんだこのマンションでバースディパーティと二十歳を迎えたいのも本心だった。

ここがあたしの居場所。祝ってくる人がシンジだけになってしまっているけれど。

…ううん、やっぱりシンジ一人だけで十分すぎる。
















ドアを開け、リビングへ向かう。

飾り付けも、クラッカーもいらない。

いつものテーブルの上には白いクロス。

灯されたキャンドル。氷を張ったワイン入れに差し込まれたボトル。

「誕生日、おめでとう」

椅子を引いて笑顔であたしを待つシンジ。

鷹揚に笑いかけて腰を降ろすと、すぐさまシチュー皿が運ばれてきた。

立ちのぼる匂いが強烈に食欲を刺激する。

抜栓されたワインの鮮烈な香りも混ざって、はしたないけど口の中で涎が出てきた。

「それじゃ、乾杯」

お互いにグラスを打ち鳴らし、視線を絡めあう。

儀礼的に微笑んだあと、さっそく料理にパクついた。

シチューに舌鼓を打ち、パンを頬張り、ワインの芳香を楽しむ。

ひたすら食べながら交わすのは他愛もない会話。それすら華やぐのはきっとシンジの料理のせいだ。

いつもとちょっと違う雰囲気。

それでもひどく落ち着く。

これが、あたしの二十歳の誕生パーティだ。

これでいい。

これが最高だと思う。

ずっとこの時間が続けばいい…。




だけど、決めなければならない。

三杯目のワインを飲み干し、思い出す。

二年前の決め事を。

果たせていない約束を。

今年こそ条件は整った。

果たさないわけにはいかない。

言わないわけにはいかない。

もう、アンタは自由なんだって。

一緒に暮らす建前だって消失する。

お金がないから一緒に暮らしていたんだから。

だから、あたしたちは、別々の生活を初めてもいいはず。

「ねえ、シンジ…。一つ聞いていい?」

「ん? 何?」

「アンタは…これからどうするの?」

きょとんとするシンジ。

意味がわからないのか、唐突すぎたのか。

そんなことお構いなしとばかりに、あたしは畳み掛ける。

「お互いに十分なお金も手に入れたし、成人したのよ。もう誰もあたしたちの行動を制限できないわ」

社会的にももはや立派な大人だ。全ての決定権はあたしたち自身が握る。

同時に、決めたことに対する責任も負わなければならない。

それが、大人になって生きていく上での最低限のルール。

「そもそも、あたしたちはお金がなかったから一緒にいたのよね。でも、そんな枷も今日かぎりでおサラバなわけ」

出て行こうと思えば出て行ける。それぞれで暮らそうと思えば十二分すぎるほど可能だ。

むしろそれこそが本当の在り方。

それから知り合い、仲を深めて、同居なり同棲なりするのが普通なのに。

……一般論なんかあたしたちに当て嵌まらないことなんか分かっている。

それでもあたしは振りかざさずには居られなかった。

望めば、このままシンジの温もりに包まれて朽ちていくことも出来るだろう。

でもそれは、やはり歪なのだ。

温かい布団の中で微睡み続けるよりも、あたしは外に二本足で立ちたい。

そして自分の意思で温もりの源泉に相対したい。

たとえ現実という外へ、身を切るような寒さが待ち受けていたとしても。

「だから…」

決めて。

決めなさい。

アンタが決めるのよ。

あたしは決めない。決めてあげない。

あたしは、アンタの決めたことに文句を言わず従う。

なぜかって?

それはね……知りたい? 教えてあげようか?

……………。

じゃあいうわよ。

あたしはね、アンタなんか『好き』じゃなくなったのよ……。




いつのまにかあたしは泣いていた。

これがあたしの秘密。

あたしはシンジのことを『好き』なんかじゃない。

気づいたのは、去年の誕生日も過ぎてから。

一度知ってしまった感情は、変わってしまった感情は、二度と元にもどれやしない。

だからあたしは秘密にした。

秘密にして胸の憶測に抱えこんだ。

そして今、それをえぐり出して、あたしはシンジの目前に突き付けている。

…そうか。だから胸のどこかの栓が抜けちゃったんだ。だからこんなに涙が出てくるんだ…。



いっしょうけんめい目を擦って涙を拭っても、視界は滲んだまま。

歪んだシンジの姿が見る見る小さくなる。

小柄で、痩せぎすで、臆病で、捨てられた子犬のような瞳。

―――ああ、これはあの頃のシンジだ。14歳のころのシンジ。

あたしが一番憎んで、嫌って、恐れていたシンジ。

近寄らないで触らないで声もかけないで。

アンタなんか知らない。アンタなんかどっかいっちゃえ!

見ているだけで、あたしを助けに来てくれなかったのに。

助けようと思えば助けに来られたはずなのに……!!

心が悲鳴を上げた。昔のあたしが悲鳴を上げた。

昔のあたしは憎んでいる。

昔のあたしは嫌っている。

昔のあたしは恐れている。





……今のあたしは?





あたしは目の前の14歳のシンジを抱きしめていた。

アンタこそ、もう泣かないで。

触れてもいい。

怖がらなくてもいい。

昔のあたしには出来なかったけれど、今のあたしはアンタを全て受け止められるから。

だから、だから――――。







「アスカ、苦しいよ、アスカぁ………!!」

太いシンジの声。

鮮明になる視界。

もがくシンジの首に、あたしの腕が思い切り食い込んでいる。

あら、まあ。

「シンジったら、いつのまにこんなに逞しくなったの?」

「何いってるの…? いいから、ギブ、ギブ……!!」

慌てて手を離すあたし。

ぜはーぜはーと首をさすりながら盛大に呼吸を再開するシンジ。

「泣き出したから心配したのに、近づいたらいきなりスリーパーってなんなのさ?」

恨めしげなシンジの視線がイタイ。

「そ、そんなのさっきいった通りよ! あたしはアンタのことが『好き』じゃないからよ!!」

理屈にもなってないようなことで無理矢理切り返す。

あたしの突き付けた指の先。ちょっとだけ、シンジは泣きそうな表情を作ってうつむいた。

「…うん、それでも構わないよ」

顔が上げられた。やや臆病そうな眼差しは昔のままだけれど。

「だけど、僕はアスカのことが好きだ。これからもキミの傍にいたいんだ…」

決意を固める口調ではなかった。強い口調ではなかった。

ただ、ありのままを告げる、はにかんだ口調だった。

ああ、シンジは言ってくれたのだ。

あたしのことを好きだよって。

「…知ってるわよ、そんなこと」

身体が内側から爆発しそうになる喜びを押さえ、あたしはそっとシンジの片頬に手を当てる。

「知ってたわよ、ずっと前から」

そう、去年から知っていた。

一昨年から知っていた。

その前の年からも。

そのずっとずっと前の頃からも。

流石に来日してすぐは言い過ぎだけど、たしかにあたしは昔からシンジの好意に気づいていた。

受け入れられなかったのは、当時の環境のせいにするつもりはない。もちろんあたし自身にも責任がある。

受け入れようと思えばできたのは間違いない。少なくとも不可能ではなかった。

ならば、変えられたはず。何かが変わったはず。

あの地獄のような出来事も、もしかしたらそれによって大きな変動を起こしていたかも知れない。

しかし、すべては昔の話だ。

当時の事情も状況も環境も、二度と同じ舞台を形作ることはありえない。

やりなおしは出来ない。時は逆しまには返らない。

だけど、今から始めることは不可能じゃない。

今からこそ全てが始まる。そして過去があるからこそ今がある。

積み重ねられた過去の蓄積の果て、あたしはとうとう得られなかったものを手に入れた。

あたしだけを見ていてくれる瞳を。

あたしと一緒にいたいという魂を。

またぞろ涙がこぼれそうになってきたけれど、勇気を持って台詞を紡ぐ。

泣くのは後からでも出来る。

この台詞だけは口にしなければ。

でなければ、何も始まらないし始められない。

シンジへ向けるべく用意した台詞だけど、これは半ばあたし自身へのけじめでもある。

「…いい? 一度だけしか言わないわよ?」

「…うん」

頷くシンジ。真っ直ぐ見下ろしてくる瞳は、黒く穏やかだ。

もう、子犬の目じゃない。

コイツも成長しているんだ。

今さらながらハッと気づき、あたし自身も鼓舞する。

唇を三回舐め湿らせ、ゆっくり大きく呼吸をする。まずはこれがステップ1。

「あたしは、アンタのこと『好き』じゃないんだから」

この台詞がステップ2。

シンジの頬に当てた手に力が籠もる。震える身体。痺れる脳髄。

こみ上げてくるものと戦いながらステップの3つ目を踏み、とうとうあたしは秘密を打ち明けた。





























    イッヒ     リーベ     ディッヒ
「……Ich liebe dich.(あたしは、アンタのことを『愛してる』) 」












なのにあたしの口から飛び出したのはドイツ語だった。

なぜ!? この期に及んで!?

最後の最後に踏み切れないとは…う〜。

ま、まあ、シンジに意味は通じてないみたいだけど、自分へのけじめは成功してるからいいんじゃない?



…そんなこんなで言い訳していたもんだから、シンジの返事には死ぬほど驚いた。




















    イッヒ   アオフ
「……Ich auch…… (……僕も……)」












「あ、あ、アンタ、ドイツ語しゃべれたのぉ!? 大学では第二外国語にフランス語選択したっていってたじゃない!!」

声を裏返して叫んでしまった。多分耳まで真っ赤になっていたと思う。

意味が通じてないと思ったのに。ぽか〜んとしてたクセに。

照れまくりながらもシンジは返答してくれた。

その内容に、あたしはますます赤面してしまう。




















「ほ、ほら、そのうちアスカのお父さんやお母さんに会いに行く機会があるかもしれないでしょ? 

 その時、ちゃんと話せるようにって、一人で勉強してたんだ…」















































誰にだって秘密はある。

仲の良い無邪気なカップルにも、長年連れ添って今まさに死に瀕しようとする老夫婦たちの間にも、まちがいなく存在するだろう。

本当の親友や、たとえ最愛の恋人にだって打ち明けられない秘密を、誰しもが胸に秘めている。

かくいうあたしも、秘密を抱えている。

そしてシンジも秘密を抱えていたわけで。

この場合、どっちがより重要度の高い秘密になるのだろうか。

考えかけて止めた。

結局、秘密というのは、個人レベルでその重要度が違うものなのだ。

本人にとってとても大切な秘密でも、他人にとっては些細なものだったり。

もちろんその逆も存在するわけで、まんまこれは今回のあたしたちに当て嵌まるケースだった。

あたしにしてみれば一世一代の告白は、シンジにとって既定事項というか了解済みのことだったらしい。それはそれでなんか悔しいけれど。

逆にシンジが独学でドイツ語を学んでいたことは、あたしにとってかなりショッキングなことだった。

あたしの両親に会ったとき―――なんて本人は気軽に発言していたけれど。

深読みすればこれってプロポーズに近いんじゃ……ってうわあ!!

































…さて、実はあたしにはもう一つ秘密があったりする。

これは、あたしとシンジにとって非常にショッキングなものだ。

だけど、シンジに話したくてもそうそう切り出せないという矛盾したもの。

それでもいずれ絶対話さねばならない。誤魔化せるものじゃないし。

うーん、困った。でも、打ち明けてしまおう。






…だいたい、シンジのヤツは覚えているんだろうか?

いや、あたしが生活スタイルを朝型に切り替えた時も「健康でいいよね」と笑って詮索もしてこなかった鈍感バカだ。

きっとたぶん覚えていない。

半年前のアイツの誕生日。

相も変わらず二人きりだけど、それなりに盛り上がった。

でも、公明正大に飲めるようになったからといって、泥酔して眠ってしまうとまでは思わなかった。

まだほろ酔い加減のあたしをほっぽってぐーぐー眠る姿に、初めは可愛い寝顔なんて思っていたけれど、お酒を重ねるうちに段々むかついてきた。

なによなによ! 主役のアンタが酔いつぶれたら、どうにも面白くないでしょ!? 

これじゃあ、去年のあたしの誕生日と同じじゃない!!

盛大に文句をいってテキーラをラッパ飲みしたとこまでは覚えている。

そこからの記憶は非常に曖昧かつ断片的で、気づいたとき、あたしは全裸でシンジを押し倒していた。

いや、正確を記せば、押し倒した後というか…。

直後の二日酔いと自己嫌悪の苦さは今でもはっきりと思い出すことが出来る。

なのにシンジは翌日はケロっとしたもので、おまけに押し倒されたことも覚えていないらしくて、あたしをやきもきさせたものだ。

あたし自身、その、初めてにしては色々と不本意だったことは否定しない。

だからといってこちらからシンジにリベンジよ! なんていうほど恥じらいがないわけでもないわけで。

しようがない、本番はあたしの誕生日までお預けにしましょ、なんて考えながら、いわゆる一夜だけの誤ちということで納得しかけた九月も半ば。

体調に異常を感じて病院に出向いたあたしは、トンデもないことを告げられる。

「おめでとうございます。三ヶ月目ですよ」

当時のあたしの懊悩は、本当に筆舌に尽くしがたい。

それでも、ついさっきシンジはあたしの側にいたいといってくれた。

きっとこの事を告げても受け止めてくれると思う。





まだ気がかりなことがあるにはあった。

でも、日本の法律では、受胎さえしてしまえばそれは和姦になる………はずよね?(注:なりません)






















こんな東洋の島国で、あたしは捜していた幸せを見つけた。

辛いこともあったけれど、悲しいこともあったけれど、もっと大切なものをこの手に掴んだ。

だから、ここに来て良かったと心から思う。

そして、これからの人生をうんと楽しもうと思う。

とりあえず、ここ近年の捻くれた時間から取り戻そう。

それを是正しても、ハッピーエンドはまだ遠いんだ。

人生の終わりを考えるなんて早すぎる。

そのプロセスこそ満喫しなきゃダメだ。

ただ、今の幸福な息吹を胸いっぱいに吸い込んで。






あたしは生きていく。

あたしたちは生きていく。























(2006/12/4)



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